団塊世代の退職金を狙え!!
円安のタイミングだったということもあるけど、2013年頃からVWゴルフやメルセデスAクラスなどドイツ車を中心に低価格帯モデルが活性化した「団塊世代向けキャンペーン」が潮時を迎え終了しつつあるのだろう。メルセデスやBMWが日本市場の人口バランスを商機と考えて期間限定の「薄利多売」に走った。
VWとBMWがちょっとした不祥事により人気が低迷する中で、メルセデスはFFモデルを上手く展開し、引退世代を見事に取り込んだ。BMWとミニ、アウディとVWを合算したグループの数字でもメルセデスがトップに立つなど圧倒的優位を築くに至ったが、コロナ前から勢いに翳りが見えていた。
フレンチプレミアム「DS」
フランス企業が中国市場向けに展開するプレミアムブランド「DS」が10年ほど前から日本市場にも投入された。アメリカ市場で展開しないプレミアムブランドって何?って気がするけど、あの福野礼一郎さんもDS5に乗っているらしい。
ドイツや日本のブランドのようなスペックありきのクルマ作りではなく、各モデルごとにデザイナーが知恵を出し切って、「個性的」なデザインを付加価値とするブランドだと思う。DSに比べればm日本のMAZDAはまだまだ「個性」が足りない!?