個人の感想
「グリーン・ウォッシュとか批判する人はそもそもクルマを買わない」という意見もあるだろう。クルマは大好きだけど、現状のトヨタのようなクルマ作りや売り方には抵抗があるという人は少なくない。トヨタだけが単独で行うなら気にならないけども、トヨタと一蓮托生のような関係になりつつあるスバルやMAZDAの熱心なファンにとっては、トヨタのやり方がグループ内や業界内でのスタンダードになっていくのは複雑な気分だと思う。
日本市場で支配的なシェアを持つトヨタであっても、セダンの販売を伸ばすことはできていない。メルセデスやBMWでセダンを選ぶコア層は、トヨタやレクサスには見向きもしなくなっている。商用車とモビリティでたくさん利益が出ているのだからそれでいいのかもしれない。アコードはHEVのドライブフィールを諦めずに磨き続け日本市場に踏みとどまった。トヨタとしては顔に泥を塗られた格好だが・・・。
３年後はどうなっているのか？
スバルやMAZDAを従えてトヨタは「価値あるクルマ作り」を進めていくと言う。TNGA化が一巡したトヨタ、SGP化が完了したスバル、第七世代が出揃ったMAZDAだけども、今後は三社三様に技術協力をしながら、アコードやドイツブランド車に対抗するクルマを出すのだろう。「楽だから」という理由でパーカーやアルファードを選ぶ人々とは別の価値観に挑むのだろう。
トヨタの次世代セダンは「カムリ」ではなく・・・「マークY」(30〜40歳代がターゲットの高級志向なサルーン アコードと対峙)と、「マークZ」(20〜30歳代をターゲットにしたスポーツクーペ プレリュードと対峙)というのはどうでしょうか。さすがにダサすぎてボツかもしれないですが、「マークX」(＝X世代1965〜1979年生まれ)はマーケティングそのままのネーミングだったんですね・・・。
後記
最後までお読みいただきありがとうございます。この投稿は2025年1月12日時点での情報をもとに記述しています。今後とも日本市場で展開する自動車メーカーについて思うところを綴っていきたいと思います。
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