誤報に踊らされた!?
今年(2025年)の初め頃に「MAZDA2とCX-3が年内で廃止になる」という情報が拡散されていた。以前からMAZDA2の中でも特殊な「15MB」の購入を考えていたところ、昨年にディーゼルが廃止された。欧州市場での販売が終了したことが契機のようで、ハイオク指定の15MBもいつ廃止されるかもわからない状況となり、2025年の秋頃に買うつもりだった予定を早めて、すぐに注文を入れることになった。
4月の下旬に納車された。MAZDA2でのカーライフは想像通り、いや想像以上に充実している。好きなだけアクセルを踏んで思う存分に走っても、悪夢のような混雑する街中を走っても、軽く17km/L以上の燃費が出る。こんなに燃費が良いMAZDA車はこれだけじゃないだろうか。ディーゼルのモード燃費が良さそうに見えるけど、MAZDAの試乗車に何台か乗っているが、街中では13km/Lくらいしか出ない感じだ。
最強のセカンドカー
MAZDA2の15MBは、燃料タンクは最小でわずか44Lしかないが、それでも満タンで航続距離は800km以上になる。CX-5の2.5LのガソリンNAだと、58Lの満タンで600km程度なので、低燃費車のありがたみが身にしみる。MTのダイナミックな走りと低燃費の両立が素晴らしい。MAZDA2のICEが廃止され、後継モデルがBEV専用、もしくはアクアやヤリスなどの他社OEMになってしまうのは、あまりに残念過ぎる。
MAZDA2の廃止に微力ながらも異議を唱えたい気持ちで、ちょっと前に「MAZDA2も廃止?」をこのブログにて書いた。整理して書いてみると、4世代のMAZDA2(デミオ)は、どの世代にもかなり強烈な個性がある。グローバルモデルが主体なので、2000年頃には3ナンバーだらけになっていたMAZDAのラインナップでは数少ない5ナンバー規格を維持する実用車なのだけど、4世代全てがグローバルのBセグで頂点に立ったと言っても過言ではない。