SUVの走りはミニバンと変わらない!?

 

SUVが売れている

2012年頃から日本市場でも「SUVブーム」なるものが到来した。ヴェゼルやCX-5、ハスラーなど発売まもなく大ヒットを記録するモデルが続出する。北米市場ではドイツメーカーも日本メーカーもSUVは他のモデルに対してかなり割高に設定されているが、それでもよく売れている。日本市場では日本メーカーがSUVで価格競争を繰り広げたこともあって、輸入ブランドSUVよりも日本車が販売の中心になった。特にMAZDAのブランド内におけるSUV依存率は高い。

 

日本市場のSUV

それから10年ほどが経過し、さすがにSUVに目新しさを感じることはなくなってきた。ミニバンと同じくらい当たり前に都市部の渋滞する列にSUVを見ることができる。多少は仕方がないことなのかもしれないが、運転手が一人だけ乗っているミニバンやSUVといった重量級車両が渋滞していると、環境負荷は以前よりもさらに増しているんじゃないか!?とすら思う。この手の重量モデルは往々にしてHVではない。価格を300万円程度に抑えたいユーザーなら、ほぼガソリンエンジン一択になるから、HVの販売比率も低い。レクサス車だとどのモデルも半数以上がHVだが、RAV4やハリアーだと客層がガラリと変わるのでガソリンエンジン車が半数を大きく超える。




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