オモチャじゃねーぞ!!
MAZDAユーザーにとっては、アクセルとはそもそも「踏み込んで」作動させるものだ。しかし最新のトヨタ車のアクセルは、ほぼ「触った」だけでグインと動き出す。これでは発進加速のコントロールができない。MAZDAの場合だと停止状態からグインと動き出すまでに数段階のモーションが存在する。その結果、アクセルの踏み方によりチョロチョロと最徐行することもできるし、トルコンがミートしてから一気にグイッと滑らかに加速することもできる。トヨタのCVTではどう頑張ってもエンジンの立ち上がりのタイミングを的確に察して加速する乗り方はできない。トヨタとMAZDAを5km/hから10km/hくらいの速度域で比べて見れば、おそらく誰でも体感できる「絶対的」な違いが存在する。
慣れてしまったら・・・
トヨタとMAZDAのアクセルの違いを例えるならば・・・大手メーカーが販売するレトルトのカレーを食べ比べたくらいの違いかもしれない。個人的にはレトルトカレーはS&Bのものしか買わない。スパイシーな後味に慣れてしまうと、他のメーカーのレトルトカレーは体が受け付けない。たぶんわかる人にはわかってもらえるはず。もう10年もMAZDAのトルコンATメインに乗っていて、動き出しの制御がペダルで細かく決められるのに慣れてしまっている。失礼だけど、トヨタ車のCVTのペダルはデパートの屋上にある子供の乗り物の足で踏むオンオフのスイッチに近い。