日産アリア 初期限定「660万円」
日産アリアの先行限定モデルの予約が始まった。輸入ブランドの常套手段となっている「ラウンチ・モデル」方式は、通常500万円ほどのちょっと高級なモデルを700万円前後の限定ラウンチモデルによって、さらに高価格なクルマだと錯覚させるメリットがあるようだ。アリア・リミテッドも乗り出しで800万円くらいになる。インテリア・エクステリアの雰囲気は、乗り出し400万円くらいのCX-5、ハリアー、プジョー3008(もうちょっと高いけど)みたいな感じだ。MX-30EVが35kwhで本体価格450万円なので、アリア・リミテッドは66kwhで本体価格660万円、91kwhで740万円は、ピュアEVの価格としては妥当なのかもしれない。
高級ファミリーカー時代到来!?
結果的にアリアがどれくらい売れるのかわからないけども、MAZDAは次世代プラットフォームで車名もCX-50になるモデルに、同じ66kwhのピュアEVバージョンを設定したとして「660万円」くらいの価格設定ができるのだろうか!?今ではすっかり共稼ぎ世帯が増えたので、外資系の夫と日産に勤める妻の30代の夫婦ならば世帯年収は2000万円前後に達するのだろう。ちょうど年収の3分の1くらいの価格設定ってことになる。下世話な話だけど、共稼ぎで年収1200万円なら400万円のアルファード、同じく年収900万円なら300万円のヴォクシー、そして年収600万円なら200万円のヤリスクロスやN-BOXってのが日本のファミリーカーの相場なのだろう。