スバルWR X・S4(400万円〜)
偏見はよくない
いくらなんでもCVTスポーツに浮気するか!?っていう内なる声が聞こえてくるのだけど、ミッション以外はロードカーとして理想のプロポーションをしている。日産とは考えがまるで違うようで、275psにMTを組み合わせるのは、運転が下手な日本市場では無謀過ぎるという判断なのだろう。スバルが継続してスポーツモデルを作ってきたことで、WRXも見事にスポーツカーのオーラが出てきた。「気楽に乗れるスポーツカー・アイコン」という意味では最も成功したクルマだろう。
CVTを使う意味
CVTは絶対に嫌だ!!という偏見を取り払ってくれるとしたら、多分スバルのターボエンジンと組み合わせたユニットなのだろう。何度か乗ったことはあるけど、停止状態から一度もピッチングが現れずにスムーズに加速していき、そのまま制限速度まであっという間に到達する。ヘンと言えばヘンだけど、軽自動車やミニバンのように30〜40km/hあたりでエンジンが唸り出し加速が鈍くなる、あのCVTの嫌なフィールではない。
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