CX-5がMAZDAを変えてしまった・・・
10年ちょっと前までは、SUVとは自分とは違う世界の人々が選ぶクルマだと思っていた。2012年にCX-5が発売されてからも、SUVには縁はないと思っていた。今はブームに乗ってSUVを作っているけど、トレンドが変わってきたら、スポーツサルーンやクーペ、スポーツカーといった原点へ回帰していくんだろな〜・・・と淡い期待を続けていたんだが、気がつけばCX-5が年産40万台を超え、超一流のグローバルカーの仲間入りをしていた。
ポルシェの真似!?
CX-5だけ作っていればMAZDAのビジネスは成り立ってしまう。日本、欧州、北米、中国、オーストラリア、ロシアなどなど、どこの市場でも着実に売れて、1つの市場に過剰に依存しない販売ができるブランドは、MAZDAとポルシェくらいなものだ。そしてポルシェもグローバルな安定感をカイエンとマカンの2台のSUVで担保している。50年以上専用設計のスポーツカーを作り続けているという意味でもポルシェとMAZDAは共通している。MAZDAがCX-5とCX-60の2台のSUVで経営の安定を図るのも当然といえば当然だ。
コードをコピー