BMWに魅せられた人々
BMWに乗っている知り合いがやたらと多い。BMWが好きでずっと乗っている人は、FFシャシーになってからの1シリーズやX1などには興味がない。3シリーズや4シリーズの2Lガソリンターボなどにも関心はなく、ガソリンなら2erクーペ、3er、4er、5er、7erの直6ターボの1択、ディーゼルならX3の直4を実用車として使っているケースが多い。
X4、X5、X6は何故か人気がない。なんとなく理由を聞いてみたら、デカ過ぎる、重過ぎる、価格が高過ぎる、車高も高過ぎる・・・の四重苦を抱えている。直6ガソリンや「M」を所有できる人々にとって価格が高過ぎるってことはないのだろうけど、800〜900万円の予算があるならポルシェの増車を考えたいとか真顔で言っている。
BMWとMAZDAの関係
コアなBMWユーザーが「要らん!!」と言っている大型SUVをせっせと増やしてきたMAZDAは、北米市場や日本市場で、あまり満足感が得られていないBMWの大型SUVのニーズをいくらか吸収したようだ。日本市場でCX-60、80はカーメディアによって売れてない認定されているようだけど、レクサスRXやNXには全く興味を示さなかったユーザー層(BMWとか好きな人々)を動かすような設計にしているのは事実だ。
アメリカではCX-90が売れまくった。同時期に世界進出を果たしたクラウンクロスオーバーにも完勝したほどでアメリカ市場の支持を得たが、その結果トランプ政権が怒って相互関税を強行することとなった。MAZDAだけのせいではなくて、日本でも大人気の新型フォレスター (全て群馬生産) は、2024年の上旬に北米デビューしていて、大きく販売を伸ばしたことも原因となっている。スバルはレガシィだけでなくフォレスターの生産も北米で行うことをすでに発表している。この流れだとCX-70、90も北米生産になるかもしれない。