日本メーカーは方針がバラバラ!?

 

フランス車大人気

知人のクルマ選びに付き合ってプジョーのディーラーに行ってきた。このブランドは1月に続き2月も昨年同月比で140%を超えていて業績も絶好調のようで、敷地内のあちこちに納車待ちの新車が置かれている。平日にもかかわらず他に2組も商談中でとても忙しいようだ。それでも3月中に208アリュールならば特別オファーできます!!と鼻息が荒い。ライバルのルノーも絶好調で、フランスブランドは元気がいい。トヨタ系列サプライヤーからトルコンATを供給されているプジョー&シトロエン、日産が開発に大きく貢献しているルノー、どちらのグループも今では信頼性でドイツ車を大きく上回りつつある!?

 

ドイツ車は低迷

一方のドイツメーカーも全然ブレない。もうすっかり日本市場には興味がないようだ。日本市場とはそもそも波長が合わない。確か人口比におけるBMWの所有台数が一番多い都道府県は茨城県だった気がする。関東地方の「陸の孤島」などと呼ばれ、太平洋岸のひたすら伸びる平坦な道は見通しも非常に良く、ドイツ車を所有したい気持ちが高まるのだろう。しかしそんな好立地に住んでいる人はそれほど多くない。県民所得を考えると茨城県、静岡県、三重県がBMWに乗りたい人の天国はこの3県くらいだろうか・・・。アウディにしろメルセデスにしろどこで生きていけばいいのかわからない。AJAJのライターですら、近年ではまともにドイツメーカー(ポルシェを除く)の魅力を語れないのだから、日本のユーザーがドイツ車に寄り付かないのは無理もない。

 




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