2030年 「EV特需」の勝者はMAZDA

日本独走の予感・・・

「EV推進派」と「EV懐疑派」によるほぼほぼ中身のない議論をしているのを聞いている場合ではない(人生の無駄だと思うよ)。もはや世界は多少無理気味かもしれないけどリアルな『ドラえもん』や『こち亀』の世界に近づきつつある。当然ながら様々な問題が現実には起こるだろうが、それ以上に地球の未来にとって大切なのは「カーボンニュートラル」の原則だと国連様が言っているのだから、もはや余人が異論を挟む段階ではない。先行きの見通しが暗かった日本経済にもいよいよ「第3次高度経済成長期」がやってきそうだ。アメリカ(GDP1位)や中国(GDP2位)よりも国全体が均質という意味で、世界最高の条件が整っているのは日本(GDP3位)かカリフォルニア州(GDP5位相当)の2つなわけで、「脱炭素社会」の先陣を切らなければいけない。

トヨタとMAZDAの共存

トヨタは毎年8兆円規模の技術投資を行うと発表した。たとえMAZDAが2022年から発売を予定している「高級車」が想定の15万台を平均単価500万円で売れたとしても、売り上げベースで7500億円にしかならない。利益は500〜1000億円くらいがせいぜいだろう。巨大メーカーが取り組もうとしているプレミアムEVのビッグディールと比べれば微々たる数字に過ぎない。フェラーリやジャガーみたいなビジネスモデルに近い。それと比較するまでもなくトヨタの今回のEV投資(バッテリーだけで2兆円)は桁違いの規模であり、そのトヨタが「レクサスは100%EV」だと宣言したのだから、全ての前提が1日にして変わってしまった。




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