MAZDAよりも先にFR普通車が出る!?
インドネシア向けにはアトレーの後輪駆動シャシーを使ったMTの3列車がある。全長は4mを超えているので、その気になれば様々なボデータイプと組み合わせることができる。親会社の社長はスポーツカー開発をライフワークだと自認している節があるけど、FRシャシーとダイハツ版e-POWERによって新しいGRブランドのモデルが誕生しても不思議ではない。もちろん日本市場がメインターゲットではなく、ASEAN市場で新たなムーブメントを生み出す「攻め」の経営だ。
後輪駆動✖︎EV
軽自動車に関しては三菱やスバルがかつてはRRのシャシーを開発していた。三菱のものはメルセデスやルノーによって現在も活用されている。近々ホンダやスズキが軽規格のEVを発売すると予想されているが、2009年にはすでに三菱がMRの軽EVを市販している。あれから10年ほどが経過し、適度に特許が切れたものもあるのだろうけど、当時450万円だったものが、200万円程度まで下がるという。三菱が先駆けとなった軽EVでも後輪駆動が採用されているが、FFだとEVのトルクの立ち上がりがきつく、トルクステアを避ける狙いがあると見られる。