2016年こそは「心に響く」クルマに遭えるのか!?

2012年にひょんな衝動買いで旧世代のマツダ車を手に入れました。きっかけは「親孝行」ができるゆったりとしたクルマということで選んだのですが、そのマツダのフラッグシップセダンの想像(日本車ってこんな感じかな・・・)をはるかに越えた「パッション溢れる質感(車体も走りも)」に完全に脳みそを打ち抜かれ、クルマが大好きになりました(マツダがもちろん好き!)。それはまさに私のちっぽけな「人生観」を180度変えてしまうほどの強烈な出会いでした。

当時のマツダは円高による株価の低迷に全く抵抗でき無い状況に陥っていて、経済メディアからは「いよいよ倒産?」という不穏な情報すら頻繁に流れている有様でした。いよいよ納車されカーライフを満喫しつつも、「これだけの素晴らしいクルマを作れるメーカーが消えてしまうのか・・・」という自身の無力感に苛まれました。 家族や知り合いもそうですが都会に住む人々ってのは、気持ち良いドライブの経験なんてほとんどないですし、クルマに関してはバブルの頃から変わらず「輸入車はスゴい」という先入観に支配されています。「レクサス以外の国産ブランドには興味が無い!」と言い放つ人(大人から子どもまで)が当時(2012年)はめちゃくちゃ多かったですね。

なんとかしてマツダの良さをアピールしてこのメーカーの危機を救いたい!・・・恥ずかしながらこれがブログを始めた動機です。マツダのラインナップに競合する人気の輸入車(BMW3、VWゴルフ)の試乗に出掛ける度に、マツダ車の良い点や悪い点が浮かび上がり、それでもBMWにもVWにも全く負けていないマツダの「実力」を確信しました。なんだかんだ言っても静音性も乗り心地も操舵性も全てマツダが上じゃないか!・・・その想いをそのままブログ記事にして語り続けました。

以来3年・・・ブログを始めた当初は輸入車ユーザーからかなりの苦情が寄せられましたが、同時に予想以上のブログの反響には書いている自分自身が驚きました。そしてマツダはいつしか世界を代表する「大正義のメーカー」として祭り挙げられるようになり、それに反比例するかのように、日本で影響力を持っていた輸入車ブランドが迷走し、自爆し・・・気がつけば3年前に私が世の中に主張したいコトがそのまま実現してしまいました(手前味噌ですが)。もはやVWやBMWに大満足の人々を「クルマ音痴」だと貶しても、それほど異論も起きないし・・・そんなの当たり前だ! といった時代に変わりました。

今では、乗り出し価格でBMW3すらも上回るアテンザがコンスタントに売れますし、VWゴルフよりも高価なアクセラがデザインで人気だったりします。しかしそれと同時に、もはや私が3年前に抱いたブログを書く動機は完全に失われてしまいました。  しかしせっかくマツダが私にくれたクルマへの情熱はまだまだ冷めることはないですし、自分にとって書く事自体は全く苦にならないどころか「生き甲斐」でもあるので、これからの3年間でまた別の「クルマの真実」を訴えていきたいと思います。