プジョーとシトロエンのフランスの2ブランドが経営統合されてPSAグループを形成しています。一体いつまで並立し続けるのかな?って思っていたら、今度は『DS』というプレミアム色が強いブランドが新たに増えました。シトロエンの抜本的な経営再建を目指す中で、その切り札的存在でいて、見事なまでにキャッチーで解り易いコンセプトにまとめたのが『DSシリーズ』の発売でしたが、そのシリーズが独立したブランドになりました。これからデザインがさらに変遷していくのか!?と思うと、ちょっと不安になりますね。DSシリーズがあまりに良かったですから次は大変だろうな。そしてなんだか某日本メーカーが1990年頃に仕掛けた多チャンネル戦略を見ているような気分になります。DSはユー◯スとかアン◯ィニの二の舞にならなければいいですが・・・。
従来からあったプジョーとシトロエンの上に位置するフレンチプレミアムブランド『DS』ですが、なんだか最新モデルを見る限りではベースのシトロエンブランドの方がデザインが奇抜で凝っている(手がかかっている)ように見えます。この夏にPSAは日本市場にも一斉にディーゼルを投入しまして、日本のユーザーにとっても「いよいよ買い時か!?」と思ったんですけどね。それとほぼ同時にフランス本国で発表された新しいシトロエンC3がカッコいいのなんのって!ディーゼルと同時にコレも日本に導入すれば、俄にPSAブームが起こるんじゃないかってくらいです。C3だったら190万円くらいで日本でも出せるはず。Bセグなら1.2L直3ターボでいいからさ。
さらにプジョーからも新型3008の内装がやたらと近未来デザインでカッコいい〜!ってのも以前にこのブログでお伝えしました。もう現行のプジョーの内装には興味ないっす!新しい内装に刷新されたら購入を考えますよ!新たにグレード追加されて日本でも発売されるDセグセダンの508GTには密かに期待してましたけど、残念ながら内装はまだまだ前世代のままですから、これでは『却下』です。あの内装を見せられといて、前の世代のクルマを買いたいとは思えないですよ。その格差がとんでもなく大きいですから。中国マネーが流入するまで10年くらい時間が止まっていたPSAグループですから仕方がないことかもしれませんが。
ちなみに現行の508はエクステリアには少しずつフェイスリフトが加わってますけども、内装は10年ほどさすがに日本で売るにはちょっとキツいです(ちょっと古臭いかな〜くらいですけど)。VWパサートとアウディA4もだいぶ古臭かったですけどFMCでそれんりにアップデートしてきました。日本勢はトヨタ、日産はもちろんホンダ、マツダ、スバルもこのクラスの内装はかなり洗練されてきてますから・・・。プジョー508に新しい内装が導入されるのは2018年以降のモデルからになりそうです。