待望の日本上陸とともに、さんざんに知り尽くした気になっていた日本の自動車ファンの意識を根底から大きく変えちゃいました!!もうそれだけでも十分に「偉業」なのかもしれないですね。プリウスじゃなくてトゥインゴに日本COTYを推したいです。これまで手軽だけど安普請なイメージしかなかったコンパクトカーですけども、いまでは「憧れ」ともいえるギラギラとした本気の視線が集まるジャンルになるなんてさ・・・。
数年前にカーメディアが「黒船」とかもて囃されて、鳴り物入りで投入されたVW・up!の時は、全くビクともしなかった否定的なマインドが、今回は嘘みたいになくなりましたね。そしてトゥインゴに率いられたかのように、「軽くて燃費が良くてスタイリッシュ」なグローバルコンパクトが続々日本市場に集結しています。・・・というより既に投入されているのにあまり脚光を浴びていなかったモデルが正当に評価される機会を得たようです。
新型モデルではシトロエンC4カクタス。既存モデルとしてはVW・up!、フィアット500X/ジープレネゲード、フィアット・パンダ4×4など。日本車もなかなか魅力的で、スズキ・イグニス、マツダCX3などなど。そして新たにそれらを全て超越するかのように出て来たのが日産ノートe-POWER。ちょっと待てー!!!せっかく欧州車が自然吸気に回帰したりして小型車が盛り上がっているのに、ここで最新鋭のEVはいくらなんでも反則だよ〜!!!毎度のことながら日産はKYすぎるぞ〜。レクサスIS、スバルWRX・S4という期待の2台を無惨にも踏みつぶしていったスカイラインとか・・・笑。
さて困った時の福野礼一郎・・・(敬称略)。待望のトゥインゴ「あげあげ」記事が届きました(ルボラン12月号)!!!要約すると新型トゥインゴはルノー車としてはカトルやサンク以来の傑作車らしい!!!どちらのクルマもあまり存じ上げませんが、どちらもバブル以前のクルマらしいです。バブル期に世界を完全にリードした日本メーカー。それを追従すべく世界の自動車メーカーが日本の自動車作りを研究した1990年代。街中を走るクルマの99.99%はバブル以降の製造ですけども、なんとそれ以前にまで遡る傑作車なんですって!!!うぉーこれはスゲーお墨付きだ!!!
よーく読むと「軽自動車並みのエンジンにシングルクラッチ」は全くダメとか、それなりにツッコミどころが満載なみたいです。前のシートの背面が輸入車らしく天井近くまでそびえていて後席の逼迫感はハンパないし、後席は窓も開かないし、もはやワゴンのラゲッジスペースにシートが付いただけの空間。ポルシェ911のリアシートみたいなエマージェンシー仕様!?しかしドアは付いている。これならやっぱりキャンパストップが必須ですな。屋根は開くけど窓は開かないなんて・・・日本生産車には絶対に「無い」発想です。
やっぱり福野さんの解説はわかりやすい。トゥインゴは0.9Lターボと1.0L自然吸気があって、今後は1.2Lターボ?の「GT」や「RS」の登場もあるようです。さらにゲトラグ製DCTと、MT(3ペダル)がありますが、「ターボならDCT」「自然吸気ならMT」というルノー・ジャポンの選択した展開が全部正解みたいです。福野さんはこの辺の相性を独自の見解でハッキリと述べていらっしゃいますが、運悪く同じタイミングの発売となったカーグラフィック12月号では、いまいち内容に重みがない中村昌弘氏がトゥインゴを語っていらっしゃいます。おいおい・・・燃費かい(失礼ですが読む価値なし)。
福野氏はアゲアゲ。冒頭にも書きましたが閉塞感を吹き飛ばすような歴史的傑作であることは間違いない!!! それに対して中村氏は「コンパクトカーなんてね・・・燃費測ればいいんでしょ」という、なんともやる気の無い態度を隠そうともしません。どっちが素直か!?といわれれば、中村さんの言い分も分らなくもないですけどね。確かに革命的なパッケージかもしれないけども、愛されるクルマの中心軸はポルシェ718ボクスターとかBMW・M2だ!!!ってところは絶対に譲らねー・・・。ともかくこのオッサン達のそれぞれのポリシーに密かに拍手です。
K.T
cardrivegogoさん こんばんわ。久しぶりに、マツダ・アテンザにコメントを入れました。走行距離に、0が一つ足りなかったり、「かつて」を勝手と相変わらず間違いが ありますが、ご笑覧ください。
益々のご活躍をご期待しています。
よろしくお願いいたします。
wpmaster
マツダへの熱いコメントありがとうございます。こちらのブログは、ブランドの垣根を越えて良いと思えるクルマを強烈プッシュして行くつもりで作りました。こちらもよろしくお願いします。