毎月20日はカー◯ンサーの発売日。
わざわざ電気代&電話代の支払いを20日にして近所のコンビニにまで。中古車なんてネットで楽に検索できる時代ですけども、あえての雑誌媒体ってのもいいものですよ。ページをめくって何が出てくるかの期待感がたまらない。写真もちょうどよく小さいし、車名もすぐにわからないくらいに小さく書いてあるので、「これなんだ?」みたいなクイズっぽくて面白い。ネットだと興味があるモデルばかり検索しちゃいますけど(E39M5とか987のSとか)、想定外のクルマに出会えるのもいいです。もちろんレアなモデルを見つけると、「お!」って嬉しくなります。今月号から欲しくなった5台を選んでみました。
第5位 三菱ギャランVR4(1999年式/74万円)
三菱 GDI ギャラン(GALANT) CM 1996 https://t.co/WLsCxUTBGl @YouTubeさんから
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年2月22日
99年式のギャラン・2.5LのV6ツインターボです。今時のユーザーに迎合した薄っぺらいデザインとは一線を画す存在感。この頃の三菱セダンはどれもかっこいい。BMWが堂々とパクるくらいに華麗なスタイリングは色褪せないなー。いよいよルノー日産に取り込まれて独自開発もままならない雰囲気の三菱ですが、世界はアホみたいに低重心のスポーティなサルーンが大人気になっているので、栃木生産ではない三菱独自設計の倉敷生産のスポーティな中型サルーンの復活を期待したい。
ほんの10年くらい前までは、ギャランとレガシィB4は好敵手だったですけども、片方が脱落するともう片方もフワフワと北米向け設計のビッグサルーンになってしまいました。スバルはWRX・S4という後継モデルを復活させましたが、三菱も300ps級ユニットを炸裂させる4600mm級サルーンを新造して、スポーティさを欲しがる北米、中国、日本の主要3市場に叩き込んで欲しいものだ〜・・・なんて妄想めいた想いが頭を駆け抜けた。カー◯ンサー楽しいな。
第4位 アルファロメオ159(2008年式/175万円)
Alfa Romeo 159 – James May tries not to swear – Top Gear – BBC https://t.co/lFEwFvkDyQ @YouTubeさんから
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アルファロメオの最高傑作にして最大の失敗作とか言われる意味不明なクルマです。156のオーナーに言わせれば159はアルファロメオではない!!なのかもしれない。確かに156と159の間には、初代/二代目のマツダアテンザオーナーが、現行のアテンザを否定するみたいなメカニカルな堕落があるわけですが、アルファロメオってのは、とにかく一生懸命に楽しいクルマを作るブランドなので、多少は意味わかんないモデルが出てきても許せる。
有名な話ですけども、159が失敗した原因は、アルファロメオにやってきたエンジニアがBMW出身で、FFにも関わらずBMW並みの車重を与えて乗り味を作ろうとしたことにあるらしい。 まー確かに159を検分するとその設計は色々とアホなんですけども、そんな欠点があるからこそ159を愛せるという人もいるだろうし。実車を見ると、1700kgくらいは余裕でありそうなガッチリしたボデーしてます。ちょっと大味なエクステリアからしてアルファロメオらしい繊細な造形とはちょっと違うわけですが、デザインのことを言うならば最新モデルのジュリアはもっと大味の問題作ではあります。
第3位 日産マーチNISMO ・S(2015年式/162万円)
日産・MARCH NISMO S 試乗インプレッション 走行編 https://t.co/ecPzxAqqlk @YouTubeさんから
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勢いでいけてしまう価格で、しかも新古車。よくよく考えると新車価格と同程度なので、全くお買い得感はないですけど、「お!」って思ってしまった・・・。今の日産で一番楽しいクルマなのはもちろんだけども、このマーチというクルマに向き合うチューナー・NISMOの姿勢は、何やらただならぬ雰囲気があるわけですよ。あのフランス人がやってくる前から残る由緒ある車名ですし。
歴代マーチはジウジアーロにBe-1の初代に始まり、欧州COTYの快挙と日本にコンパクトカーブームを生み出した偉大なる2代目。さらに12SRという傑作グレードと独特のコミカルなデザインを世界に放った3代目を引き継ぐ、タイ製造の現行4代目には5MTに欧州向け1.5L自然吸気で武装した本格派のNISMO・Sが設定。日産のただならぬ愛情を感じるモデルですねー。
日産にはGT-R、スカイライン&フーガ、リーフなど看板モデルはたくさんありますけども、マーチにはぜひもう一花咲かせて欲しい。シルビアもいいけど、FFで軽量で5MTの競技ベース車両もどきなコンプリートカーをぜひ日本に残してもらいたい。
第2位 レクサスGS-F(2016年式/878万円)
1100万円のレクサスGS Fをサーキットで全開! https://t.co/idTcvKeYtn @YouTubeさんから
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『微』走行車両で1年落ちとはいえ価格は800万円台。1100万円の新車価格から200万円以上も安いのは嬉しい。エンジンで選ぶならレクサスの「F」は相当にレアな存在というより、ドイツ車でこの手のユニットはもう期待できないですし、復活することも多分なさそう。日本車とアメ車だけの聖域となったV8自然吸気、本物のグランドツーリングカー用ユニット。もうそれだけで「最後のチャンスかな!?」と思ってしまったりする・・・。
第1位 VWシロッコ2.0TSI(2009年式/151万円)
Sciroccoは「HOT!」 デザイナー直撃インタビュー https://t.co/0YzjtOFvMK @YouTubeさんから
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2009年製なんですけども、デザインがカッコいいな。アルファロメオ・ブレラと双璧をなす、FFの3ドア車としては理想的なプロポーションをしている。このモデルがラインナップされている頃のVWは「色気」があったな。ザ・ビートル、シロッコ、イオスの3台は強烈だったなー。どれも日本車には無いテイストをうまく出してた。いつから商用車みたいなデザインが幅を利かせるようになっちゃったのかー。ゴルフ&ポロはちょっと地味過ぎる。輸入車価格の余計なお金を払う気分には・・・。
ホンダもマツダも日本で売るモデルに少々困っている様子ですけど、欧州テイスト満点で勝負してもいいんじゃ無いかと。シビックやアクセラはちょっと格式張っているから、それぞれに思い切ったデザインの3ドア版(北米にはシビック・クーぺあるけど)を出して、(それぞれに)自慢のユニットを存分に振り回せるモデル出せば、北米、中国、日本、欧州で堂々と勝負できると思うのですが・・・。VWにもぜひシロッコの復活を期待したい。T-ROCもいいけどさ。
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