スバルWRX S4 STIスポーツ、9/21発売 価格409万3200円 画像30枚 – 海外ニュース | AUTOCAR JAPAN https://t.co/Lrw6ZwU6Y5
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年9月3日
スポーツGTセダンのど真ん中
最近のスキャンダルではなくて、現行モデルの設計そのものが、叩けばいくらでも埃が出てくるスバルだけども、もしかしたらハマるクルマを作ってくれるのでは!?とちょっぴり期待もしてしまう。もっとも低コストにお手軽にカーエンスーの仲間入りをするならば、やはりスバルの300psモデルが入門モデルになるんだよなー。スーパースポーツに近い加速と躍動は十分に味わえる。スバルもそこは自信を持っているはず。
一点の曇りもないピュアなGT・・・ではない。
パッケージを含め、クルマの完成度は恐ろしく高いけど、なぜか思ったよりかは際立って良い商品にはならないのが、この偉大なる企画メーカーへの最大の不満だ。どこのメーカーとも一線を画したエンジンからシャシーまでこだわり抜いているのだけども、そんな奇抜な設計で他の日本メーカー車と互角に勝負しようとするのだから、よほど頑張らないと分が悪くなるのは仕方がないことかもしれない。ボクサーエンジンで縦置きシャシーで・・・というウンチクまでは、間違っていないのだろうけども、わざわざ不利な設計を使って、ホンダやマツダと同じようなクルマを仕立てるのは構わないけども、そこには全く勝てる算段が見えてこない。残念ながらそんな惚けた姿勢にファンはやや失望しているようだ。
日本のユーザーが悪いのか!?
スバルってのは自動車好きの間では一つの文化であり、もちろん尊敬すべき輝かしい実績があり、十分に敬意を払うべきなのはよくわかってるけどさ。・・・で自動車好きは、スバルの現状をどう見ているのか!?というと(個人差ありだけど)、そんな素晴らしいスバルの現行モデルに関しては試乗するたびに、頭に「?」しか浮かばなかったりする。WRX・STIとS208などのコンプリートモデル以外はCVT。このブランド設計は一体なんなんだ!? ポルシェ911や日産GT-Rのような強烈なスポーツGTとして商品性自体に価値は感じるけども、このジャンルを完全に主導していくだけの絶対的なポテンシャルは感じない。期待値は高いけど実車の印象がそれを上回らない。スバルの『看板』が重過ぎるのかもしれないが・・・。
隙だらけの『ノーマル』は戦略なんだろうね。
400万円ちょっとで、300ps&2ペダルで、とりあえずAMGやBMWエムを寄せ付けないレベルのGTコンプリートモデルという企画であろう、「WRX・S4・STIスポーツ」が発売になりました。とにかくノーマルのS4の乗り味には満足できない!!という人には、一度試して見る価値はありそう。ノーマルはホイール&タイヤ、LSDの変更でだいぶ印象が変わるのかもしれないけど、340万円の本体に追加の出費を考えると、スバルがコンプリートモデルを仕立ててくれるのは期待できる。だけれども、このSTIスポーツに乗った人が「もうAMGやBMWエムは要らないね」という感想を口にするのか・・・やはり先入観で申し訳ないけど、いくら高性能とはいえCVT車が既存の定番GTモデルを、そう簡単に『駆逐』できるとは思えない。
CVTは完成形なのか!?
トヨタのHV車にも設定される『Fスポーツ』も同じことが言えるけども、CVTは将来的に進化によって他のミッションを「超越」する勝算が、開発者の脳裏には当初からあったのだろうか!? もしあった、そして今もそれを信じているならば流石に時間がかかり過ぎだし早くそれを実現してほしいものだ。もしくはそんな構想などなく、あくまでメーカー事情を優先した「妥協主義」でしかないのだとしたら、失礼だがBMW、ジャガー、アルファロメオのようなミッションを「外注」する少々へタレなメーカーと同じポジションでしかない・・・。
何を狙っているのかな!?
400万円以上する2ペダルのSUBARUを作る!!・・・だけじゃなくて、400万円台でバリバリ売れるSUBARU、すでにレヴォーグSTIってのがありますけども、某広島系メーカーが400万円台のトップグレードが人気。なんだよ国内メーカーでも400万円台結構イケるんじゃないの!?カムリHVもCVTでそこそこ売れているし・・・そんな算段があったのかもしれない。そして市場の多くは、モデル末期にありがちが「特別仕様車」なんだろなーと認識する。厳しいこと言ってしまうと、このS4・STIスポーツもまたあまりにも旧態依然な販売スタイルで、革新的な変更などは盛り込まれていないようだ。失礼ついでに言っておくと、スバルは「WRX・S4」を国内最高のGTスポーツセダンであるというプライドを持っていないのかもしれない・・・それくらいに呆気ない。
2007年の屈辱を忘れるな!!
2007年の歴史的な転換点であった「AWDターボ・スポーツモデル揃い踏み」以降、日本市場ではアイサイト以外にはこれといって存在感を発揮できていない。もちろんレヴォーグやXVといったヒット作は出たけども、SUBARUへの期待はそこじゃないと思う。ドイツ人にとってのGTカーがポルシェ911ならば、日本のユーザーにとっての、日本を走る最良のGTカーとして「妥協」が1ミリも入り込む隙がないものを期待したい・・・なんて単なる「願望」で終わらせてはダメだ。2007年の惨敗を心に刻むこともなく、ただダラダラと「それっぽい」ものを作っているだけで、400万円を出したいとは思わない。
GTスポーツってのはさ・・・
同じ2007年に登場したGT-Rは世界に衝撃を与えたし、企画・設計・製造全てに隙がなかった。誰もがただただ呆気にとられた。そして同じ2007年に登場した今はなきランエボⅩは、某有名評論家に「このクルマはAMGやBMWエムよりもずっといいクルマだ!!」と書かせた。やはりイギリスやアメリカ市場で破格の成功を収めた。どちらもごくごく大衆的なスカイラインやランサーを改造して作ったスポーツモデルだったけども、こだわりの設計を持ちAWDスポーツなら最良だと思われた先代のWRXを完全に失速させた。
やる気がないならやめちまえ!!
GT-Rを作った設計者は、「WRX・S4はBMW340iにも及ばない・・・」とこき下ろしていた。日本メーカーにしては工作精度が低過ぎるとか言われていた。スバルの旧型プラットフォーム時代の企画だから、仕方がないのかもしれないけど、次世代モデルまで待ってろ!!ってのはちょっと違うんじゃないか!?スカイラインやランサーといったそこそこ上等に作られていたベース車を使って感動のレベルに仕上げていたかつてのライバル車に比べてもあまりに覇気がない。カムリHV、アコードHV、アテンザXDと比べて「どっちが上等か!?」とか比較されてる場合じゃない。今すぐにでも最高のSUBARUで日本の山道を駆け抜けたいってウズウズしている人は多いと思うよ。
「I’m『辛口ブロガー』 SUBARU WRX S4編(オーナーは絶対読むな!!)」
「水野和敏さんがBMW・アルファ・スバルをディスってます!!」
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