メルセデス新型Aクラス発表。AIが学習する対話型インフォテインメントシステム「MBUX」に注目(carview!) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 – carview! https://t.co/HNzoqqapu9
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年10月23日
賢いクルマ
新型メルセデスAクラスは人工知能・AIが搭載されているという触れ込みで日本でも販売が始まった。頭がいいクルマって一体どんなのだろうか!?「このママでは確実に遅刻します、最寄りの〇〇駅から〇〇線を利用してください。この車両は駅近くの立駐に止めてください。予約済みです。」くらいのことを言ってくれるのだろうか!? 日本を代表する「マツコネ」とどっちが頭がいいんだ!? AIってことは20年くらい乗り続けたら、相当に賢くなるのだろうか!?
ドライブが変わる日がやってくる!?
とりあえず運転している間ずっと話ができるから、一人ドライブもそこそこ退屈しないだろーな。訊けばなんでも答えてくれる「喋るウィキペディア」みたいな機能があったら、ドライブの時間も本を読んだのと同じ効果がある!?なんてことになったらスゲーよ。仕事から帰って夜に「ドライブor読書」って究極の選択を迫られることが多いけど、それが両方できてしまうなんてスゲー。別にAIなくてもオーディオブックが普及すればいいだけの話だけども。ドライブはしばしば時間の浪費になっていたけども、こんな機能があるクルマなら週末は必ずどこかに行ってみたくなるかも。
ヘイ!!メルセデス!!にこの新型Aクラスのことを色々訊いてみたい。
「なぜ1.33Lなのに1.4Lターボと表記するのか?」
ルノー日産との共同開発で投入された1.33Lのガソリンターボユニット。メルセデスAクラスだけでなく、欧州生産のキャッシュカイ(エクストレイル)にも同時に搭載が始まったらしい。なんとも絶妙な排気量だな、トゥインゴ、ルーテシア/ノート/マイクラ(マーチ)、メガーヌ/パルサー、タリスマン/ティアナにまで使えそうな感じ。メルセデスの横置きエンジン車(FF車)の全てにも搭載されるんだろうな。メルセデスでは1.4L、ルノー日産側では1.3Lと表記しているようだ。
「なぜトーションビームに変わったの!?」
プレミアムCセグといえば、車重が1300kgはあってリアサスはマルチリンクが当たり前でした。これまでのAクラスも全グレードでマルチリンクを使っていてリアがドッシリした走りだったわけですが、タイヤが進化したのかダンパーが進化したのかわからないけども、下位グレードモデルはトーションビームになりました。マツダの新型アクセラもトーションビームなので、これからの新しい潮流なのかもしれない。
合理的な説明ができる自動車メディアは!?
マルチリンクといえば元々は1980年にメルセデスがBMW3シリーズを撃破するためにCクラスに搭載したのが量販車での初の採用と言われている。90年代にホンダやマツダがCセグにマルチリンクを投入。1998年には提携先のマツダの技術を流用したと思われるマルチリンク配備の初代フォーカスが登場。4代目ゴルフから欧州最量販モデルの座を奪う。同じく1998年に登場した4代目ゴルフをベースにした初代アウディTTは、足回りをトーションビームのまま登場。特殊で平べったいボデー構造のためか、足回りの限界が低いせいかわからないけども、横転事故が多発してリコールに追い込まれたこともあった。
とりあえずメルセデスとマツダの新型に乗らなきゃわからない・・・
その後のCセグのドイツ車ではマルチリンクが当たり前になっていったけども、現行ゴルフがトーションビームに回帰。トヨタ、ホンダ、吉利汽車ボルボがマルチリンク採用で固まる中で、それと対峙するかのように欧州勢(VW、ルノー日産、PSA)とマツダはトーションビーム側に立つらしい。メルセデスはまだ態度を鮮明にしていないけども、ハイスペックモデルもあるので、トーションビームとマルチリンクの併用になるようだ。BMWやアウディはとりあえずマルチリンクを使い続けそうだけども、なぜメルセデスはこのタイミングで変更を加えてきたのだろうか!?
「旧三菱製シャシーの強力ブレーキは健在か!?」
メルセデスのFFシャシーとスマートのRRシャシーは、2000年代に存在したメルセデス=クライスラーの時代に三菱と広範な共同開発を行っていたクライスラーから接収したものが改良されて使われている。つまりAクラスとエクリプスクロスは兄弟車みたいなものだ。一部のカーメディアが、エクリプスクロスのシャシーが旧式すぎると書いていたが、Aクラス(新型も)やアルファロメオ・ジュリエッタ、ジープコンパスに使われているのと同じだ(全部古臭いと書け!!)。
三菱の影響力はでかい
クライスラー側もジープチェロキーやクライスラー300、ダッジ・チャージャーなどに2世代前のEクラスのシャシーを使い続けているので、メルセデスとクライスラーはお互いに一時的な合併によって多くの技術をスワップしたことが現行モデルに大いに活用されている。三菱のシャシーはメルセデス、クライスラー、ジープ、フィアット、アルファロメオだけでなく、日本のODAの一環としてマレーシアのプロトンなどでも活用されていて、日本でも細々と販売されているプロトン・サトリアネオにも使われている。
三菱を使わないと日本で売れるレベルのクルマはできない!?
三菱の技術とマレーシアの政府系ヘッジファンドの資金をバックに世界展開を行う予定だったプロトンだけども、拡大戦略のために、三菱ベースモデル以外の生産にも着手、さらに独自技術で開発したモデルが見事にコケたことで、日本のダイハツと組んだマレーシア第二位だったプロドアに逆転され、マレーシア市場で圧倒されるという失態を招いた。ダイハツはやっぱり強いよなー。2012年には政府系ファンドから売却されDRB-ハイコムというマレーシア屈指の重工メーカーの傘下に、さらに復活を期して傘下のロータスとともに中国で最も勢いがある吉利汽車グループ入りした。
吉利汽車の陰謀
吉利汽車のトップを務める李書福は、習近平ととても親しい間柄にあるらしい。四輪車の生産を始めたのは1997年だそうだ、わずかな期間でグローバルメーカーとしての基礎をあっという間に作りあげたのも頷ける。ご存知のようにプロトンだけでなく、ボルボカーズ、ボルボグループ、さらにメルセデスまで傘下に収めつつある。日本のカーメディアが狂ったように「ボルボ!!ボルボ!!メルセデス!!メルセデス!!」と言い出すのもまあ仕方のないことだよな・・・。BMWやジャガー=ランドローバーはもう日本で存続するのは無理かもしれないな。吉利汽車の息のかかったブランドが日本で増殖し、吉利汽車も日本進出を決断したらしい。吉利汽車軍団(メルセデス、ボルボ、ロータス、吉利汽車)は日本征服を実現するのだろうか!? 吉利汽車の進撃を止める日本メーカーは!?
中国・吉利「つながるセダン」で勝負 日本投入視野 若者のシェア文化にらむ:イザ! https://t.co/dql0b42YyG @iza_economyさんから
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年10月23日
最新投稿まとめブログ