第3位 ホンダ 8353台(前年同月比113%)
ラインナップを大幅にスリム化
5ナンバーはさらに12636台も売っているホンダ。フィット&フィットクロスターや軽自動車ラインナップの改変を行い、MT装備の乗用車は「シビック or N-ONE」という体制になった。去年から今年にかけてフィットの派生モデルが刷新されヴェゼルのFMCも予告された。そんな中でグレイスとシビックセダンは国内販売が終了し、国内向けセダンはレジェンド、クラリティの特殊ユニットを搭載するモデルとe:HEV化されているアコードとインサイトのみとなり、他社サルーン(BMW、MAZDA、SUBARU?)との格の違いをまざまざと見せつけるラインアップとなった。
3ナンバー対象モデルは
レジェンド、クラリティ、アコード、インサイト
CR-V、ヴェゼル、フィットクロスター
オデッセイ、ステップワゴン
NSX、シビック
気がつけば11モデルまで集約されている(フィット、フリード、シャトルは5ナンバー)。
ヴェゼルもFMC
その内の3台は、NSX、レジェンド、クラリティはブランドのイメージを拡大する「見世物」であり、アコード、インサイトのセダン勢はまだ十分に魅力が伝わっていない節もあるけど苦戦が続く。オデッセイやステップワゴンもトヨタ&日産のミニバンに押され気味。ファミリー向けミニバンの枠に収まらずに送迎用ハイヤーとして定着し法向けリテールで売れているアルファードと、個人ユーザ向けに「走りを鍛えた」オデッセイでは、販売台数は今後も不可逆な状況が続くだろう。CR-Vもシビックもアメリカでの人気が嘘のように伸びない(価格がネック?)。結局はヴェゼルとクロスターで数字を作っているに過ぎない。しかし2021年上半期にヴェゼルのFMCもあるので、3ナンバー合計で10000台/月は突破してくるだろう。