第6位 メルセデス6251台(前年同月比81%)
メルセデスがある幸せ
どんなモデルが販売の中心なのか!?なんて推して知るべしだし、いちいち野暮なのでどうでもいい。このブランドが素晴らしいのは、様々なタイプの高性能モデルを余すところなく開発し、金持ち過ぎる人々の目を自動車業界に引き寄せる「とても大事な働き」を請け負っている事。裏を返せば世界にメルセデスのようなブランドが鎮座して金持ちの注意を惹きつけてくれているからこそ、日産はGT-Rだったり新型フェアレディZだったりを売ってみよう!!と考えるだろうし、スバルはWRXの限定モデルに600万円、700万円といった価格を付けることができる。
日本にメルセデスは必要だ!!
確かに有名過ぎるので、クルマのことあまりわかってないユーザーがいきなりメルセデスにクルマを買いに行ってしまう・・・ってのもしばしばあるかもしれない。しかしクールで大人なメルセデスは、そんなビギナー層にはまず入門編としてAクラスという素晴らしい日本向けモデルを用意している。価格も日本車に近いゾーンであり、これでメルセデスオーナーになれるならとても手頃だ。さらにAクラスのベースグレードに乗れば、ちょっとしたクルマの歴史を追体験できる。かつて世界に羽ばたいた日本メーカーの自動車技術がふんだんに使われていて、たった1台のクルマに、三菱のシャシーと日産のエンジンが付いてくる。もはや新車で買うことができない名車「ランエボ」みたいなハイパワーのAWDモデルもメルセデスは日本のユーザー向けに再現している。どれだけ気が利いているんだ!!あらゆる意味でパーフェクトなブランド!!末長く日本市場で活躍して欲しい!!