日本市場を完全ジャック
2018年6月に「クラウン」と「カローラスポーツ」が同時にFMCを行なった。全く開発ソースが違う複数のモデルを同時に発売するのは異例のことで、おそらくトヨタ社内にとっては非常に意義のある「儀式」だったんじゃないかと思う。後日にどこかのジャーナリストがまとめるトヨタに関するドキュメンタリーでは、「2大シリーズの同時FMCがあらゆる意味でのスタートだった・・・」と始まるのだろう。
見た目だけ変わった
それから2年半ほど経過したけども、トヨタの新車攻勢が止まらない。コロナ禍など全く気にするそぶりもなく、2020年もたくさんの新型モデルが登場した。ちょっと穿った見方かもしれないが、トヨタ幹部の間で2018年以前のラインナップにはデザイン面で大いに不満があったかのようで、カローラセダン/ツーリング、RAV4、ヤリス、ライズ(ダイハツOEM)、スープラ(ビーエムOEM)など、従来のトヨタ車から「見た目」で大きな変貌を遂げている。今ではどこのメーカーもやっているkど、老害でしかない「役員」による製品デザイン審査を廃止したらしい。さらに欧州ブランド、スバル、MAZDAのような年次改良まで始まった。メディア露出が多く動画媒体も活性化しているため、取り上げられる回数を増やすことが大事だし、デザイン面でも常にアップデートが必要らしい。