日本のEV派の正体
さて日本市場では、とりあえず「加速性能」が欲しくてEVに乗り換える人はあまり多くない。スバル、MAZDAだけでなく大手メーカーからも加速に優れた大排気量モデルがいくつも販売されている。それでも産油国でもない日本で、急速な「EV化」の必要性を訴える「意識高い系」の人々は一定数いるようだ。彼らの正体は!?ちょっと私なりの邪推も入っているけど、EV派の実態とは、日本市場の中で「独自」のクルマ文化を守り抜いてきた人々がその中心なんじゃないかと思う。バブルの頃より日本車に乗ることを頑として嫌い、誰も訊いてもないのに自分から「欧州車を20年くらいずっと乗り継いできた」書いてくるような人々が担っているのではないか!? こういうコメント結構多いです。
輸入車ユーザーが干からびている
MAZDAの幹部も認めるほど、1980年代にはドイツ車の性能は高かったらしいが、その頃から輸入車に憧れ続け2021年に至るまで「輸入車以外はクルマではない!!」という信念を掲げて仲間内の独自の文化を作ってきた人々は少なくないようだ。たとえ欧州メーカー車のガソリンエンジンが全て三菱やIHIのライセンスに基づく「直噴ターボ」に変わろうとも、日本車に乗るより全然マシ!!だと必死で気張ってきたのだから、欧州メーカーが元気が無くなって、今更にスバルやMAZDAに乗る気にもならないだろう。しかし欧州メーカーの内燃機関モデルは明らかにもうダメだ。さすがに彼らも我慢の限界を超えている。