合成写真！？
初代モデルから爆発的ヒットを記録したBセグSUVの傑作「ヴェゼル」のフルモデルチェンジが発表された。先代モデルは非常に優れたエクステリアデザインで、FMCでもキープコンセプトが基本路線かと思っていたが、まさかの完全イメチェンを敢行し、その仕上がり具合が従来のホンダでは見られない「手法」だったことで驚いた。おそらく誰もが予想しなかっただろう。ちょっとふざけたタイトルを付けてしまったが、まるで日本市場のライバルメーカー車２台を丸呑みして「進化」を遂げたかのようだ。
何かを主張している・・・
ホンダの他の代表的なモデルはどれもオリジナリティ溢れるデザインで構成されていて、パクられることはあっても、自ら他社のデザインに寄せていくことを禁忌していたメーカーだと思っていた。そんな「ありえない」ことが現実に起きているので、クルマ好き界隈では騒然となっているのだけど、ホンダ内部でなんらかの「意図」があったのだろうと推測できる。理由は一つではなく複合的なものかもしれない。先代も日本市場で最初に公開されており、ホンダとしては軽自動車群と並んで日本市場をメインに考えたモデルであるようなので、日本市場でバズるような「ネタ」を盛り込んできたのかもしれない。発表されてまだ１日だけど、すでに話題性は十分に思える。
新ヴェゼルを横から見るとマツダを見たホンダのそんなのうちでも作れるという若干の怒りが内包されているのを感じます。それでいて中身は圧倒的に広くて使いやすいのだから売れるでしょうね。