日本車の絶対的エース
ヴェゼルは、グローバルで40〜50万台がコンスタントに販売され、アコード、シビック、フィット、CR-Vといった「数字」を積み重ねる代表的モデルが複数あるホンダのラインナップの中でも、たった1世代でエース級にまで成長した「生きる伝説」だ。8年間の平均が年40万台以上。たった1つのボデータイプでここまでの数字を叩き出せるモデルは、もはや世界にほとんど残っていないし、日本市場で最初に売り出される日本向けのクルマではほとんど例がない。ヴェゼルの他ではMAZDA・CX-5くらいだろうか。
カッコいい初代からなぜ変えた!?
ヴェゼルもCX-5も初代モデルからデザインが素晴らしく良かった。瞬く間に年産40万台以上を達成したのも当然だったと思う。ほぼ同時期に登場し、8年余りが経過したそれぞれの初代モデルのデザインを比べると、初代ヴェゼルの方がデザインの風化は少ないように思える。MAZDAのデザイナーがメディアに登場し、WCOTYで次々とデザイン賞を獲得し注目を浴びた。ホンダのデザイナーも初代ヴェゼルの完成度の高さには自信があっただろうし、全然負けてないとすら思っていたはずた。MAZDA好きの私ですら初代同士ならばヴェゼルが有利だと思うくらいだから。
資格
新ヴェゼルを横から見るとマツダを見たホンダのそんなのうちでも作れるという若干の怒りが内包されているのを感じます。それでいて中身は圧倒的に広くて使いやすいのだから売れるでしょうね。