一強体制はまずい・・・
「トヨタイムズ」は大いに世論をかき混ぜている。「国内生産300万台」と主張してしまえば、他の日本メーカーは「無国籍営利企業」でしかなくなる。MAZDAが国内生産５０%を掲げてもせいぜい８０万台がやっとでしかない。日産(マーチ、キックス)、三菱(ミラージュ)、ホンダ(シビック、アコード)、スズキ(エスクード)の海外生産モデルの日本での販売は芳しくない(良いモデルばかりだけど)。「トヨタさんそりゃないっすよ！！」・・・日本メーカーに纏まりや方向性がなく、バラバラに漂っているのは、トヨタのスタンドプレーによる「不協和音」が日本メーカーを覆っているからだと思う。
官僚主義
ダイハツ、スバルに続きMAZDA、スズキにも資本投下し、日本自動車連合の偉大なる「ケツ持ち」という見方もできる。しかし社長自らが認める通り、「トヨタに入ってしまえば安心だ」という事なかれ官僚主義がはびこっていて末期的なんだそうだ。そりゃクルマ見てればなんとなく察しはついていたけども、社長が社員を「腰抜け」と言える状況はなかなかスゴイ。トップダウンなトヨタを見て他の日本メーカーの社員はどう思っただろうか！？「トヨタはそれでも羨ましい」「ウチの会社も同じような官僚主義だ・・・」