北米SUVは売れない
SUV人気の前に「思考停止」状態という意味では日本メーカーは同じ方向を向いているのかもしれない。日産とホンダはあまり乗り気ではなさそうなので足並みは揃っていない。スバルもSUVは潮時だと感じているのだろうか!?フォレスターで積極的な改良を盛り込まずに、日本市場では埋もれかけている。CR-Vやフォレスターは北米ではベストセラーだけど、そのまま日本ではウケないらしい。同じく北米で売れているRAV4やCX-5は日本でもそこそこ人気だけど、CX-30やヤリスクロスなど小型SUVに押され気味だ。いよいよSUVブームも一巡しつつある。
カローラとMAZDA3の本質
「EV化」という恐るべきコモディティ時代が迫っている。「カローラ」や「MAZDA3」の設計も、来るべき時代にソフトランディングするための「逃げ」の設計も十分に計算されているのだろう。予測される自動車価格の下落に対応できる設計になっている。カローラの1.8Lガソリンモデルの価格は驚異的だし、MAZDA3の派生モデルのMX-30もマイルドハイブリッドモデルのコスパもかなり高い。ドイツメーカー群とは違い、エンジンスペックや排気量だけでなく、ミッションから乗り味まで・・・「水と油」くらい違う。「逃げ腰」で「方針バラバラ」な状況から、アンチが騒いでトヨタやMAZDAへのネガティブキャンペーンが止まない。