MAZDAを選ぶ理由
「美しいデザイン」だけでなく、IIHSが世界最高だとお墨付きを与えた安全設計(CX-30)、自然吸気エンジンにトルコンATを組み合わせた贅沢なユニット。ここだけ切り取ったならば、「小型SUV」におけるロールスロイス、ベントレーと言ったところだ。多くのユーザーに聞き取り調査をした訳ではないけども、CX-30への満足度はこれらの要素で形成されているはず。これ以上はもう望むべくもないかもしれないが、これだけ完成度が高いモデルを前にしても、「もっとMAZDAのアイデンティティを!!」という気持ちが湧いて来る。
動力性能の豊かさ
日本メーカーの中でも「最高にリッチ」なエンジンを組み合わせるのがMAZDAの伝統的なやり方だろう。ユーノスコスモの3ローターとは言わないが、MZRのように未だにフォードグループで使われ続けるような高性能ユニットが懐かしい。北米のCX-30には2.5Lの自然吸気とターボが展開されている。ダウンサイジングは「虚構」だとエンジンエンジニアが言い張るのであれば、日本市場でも大排気量モデルをもっと堂々と売ればいいと思う。MAZDAの考える「豊かなドライビングフィール」とはどんなものか!?を伝えたところに本当の意味での「ブランディング」があるのでは!?