三菱の復活が嬉しい
各メーカーの最大の決算月となる3月の結果が出た。新車こそないものの、果敢な商品改良とフェイスリフトの効果もあって、三菱自動車が3ナンバー登録車の単月販売で、前年同月比139%となり、主要メーカーでトップの数字を叩き出した。2018年に発売したエクリプスクロスを除けば、デリカD5、アウトランダー、RVRはいずれも発売から10年ほどが経過している。これらの決して新しくはない少数精鋭ラインナップで大きく販売を伸ばして来た。クルマの「新鮮さ」ではなく、クルマの「品質」で勝負している素晴らしいブランドだ。
まだまだ伸びそうだ
今後はルノー車をOEMで日本国内で売る・・・といった情報が流れている。三菱ブランドで販売されるゾエやセニックを日本市場で見たい気もするけど、いざOEMが始まると、予想に反して三菱の岡崎工場モデルがさらに人気になったりするんじゃないだろうか。ちょっと短絡的かもしれないけど、三菱車の人気が再燃するってことは、日本のユーザーの目が肥えてきたのかもしれない。ドイツ車に適当なモデルがないから、日本車だったらやっぱり三菱だなって人も結構いるのだろう。アメリカでもドイツでも根強い人気・・・何より日本メーカーの中で最も技術が高いと思われているらしい。