びっくりするくらい高価だ・・・
日本市場の三菱3ナンバーラインナップは、スライドドア&3列のデリカD5と、SUV3車種体制となっていたが、主力のアウトランダーはPHEVのみとなり、廉価グレードでも乗り出し価格が500万円近い純然たる高級車となった。デリカD5もディーゼル搭載で乗り出しは400万円を大きく超える。300万円前後で乗れるRVRとエクリプスクロスと上位2車種の間に不可逆な「壁」が用意された。この間の価格帯に噂されているルノーのOEM車が入ってくるのだろうか!?
3ナンバー三菱にハズレ無し!!
エクリプスクロスにはアウトランダーと共通のPHEVユニットと、1.5Lガソリンターボがあり、「直噴ターボ」の始祖である三菱だけに150ps / 5500rpmと妙味のあるスペックで本体価格251万円は、ライバルの1.5Lターボモデル(ホンダ、VW、BMW)よりも格段に興味深い。三菱は3ナンバーモデルならどれを買ってもいいクルマ。エンジンも廉価グレードでも全て優秀。操縦安定性、走破性、ブレーキング性能・・・どれをとっても超一流。三菱の業績が伸びているといっても2018年3月などは今よりも販売が多かったのも事実だけど、日産傘下になって再び浮上のきっかけを掴みつつあるので、このまま日本で人気が回復して、台湾やオーストラリアで販売が継続されているランサー(旧ギャランフォルティス)の日本凱旋があるといいな・・・。