世界のエネルギーを1つに
エンジン車にとっての「最後の希望」はMAZDAに託された格好だ。全ての大陸のエンジンを愛する人々の多くが、東洋のスポーツブランドが挑む「最後の聖戦」を好意的に見守ってくれるだろう。予断は許さない状況だ。先進国市場には例外なく販売網を持つMAZDAは北米、日本、中国はもとより欧州市場にも新型エンジン車を送り込む方針らしい。このブランドならば世界中の「エンジン愛」を一身に受けることができる。地球上に残るエネルギーを集めた「元気玉」は一体どこまで大きくなるだろうか!?
価格は検討中!?
「もうエンジンの時代は終わった」と後ろ足で砂をかけてくる人々もいるだろうが、まだまだエンジンのフィールを諦めきれない人は決して少なくないはずだ。そんなMAZDAだが暮れも差し迫った12月にCX-5購入者向けにアンケートを実施している。謝礼付きとはいえ、100個近い質問が用意されていて回答するので10分以上は要した。おそらく一番に訊きたいことは「次のクルマの予算」であることは明らかで、まだまだ販売価格決定には迷いがあるようだ。全世界で売るモデルとはいえ、日本でもぜひ成功させたい想いは非常に強いようだ。