すごい歴史を持っている
2005年以降様々なメーカーで使われた三菱GSプラットフォーム(クライスラーGSプラットフォーム)は、MAZDAのG系(フォードCD3)、B系(フォードC1)と並んで2000年以降の世界的な「車台共通化」あるいはMQB、TNGAといったモジュラープラットフォームの潮流を作った「モニュメント」と言えるシャシーだ。これら三菱&MAZDAのシャシーから、3代目Aクラス&初代CLA、ボルボV40、フォードフォーカス、フォードモンデオ、レンジローバー・イヴォーク、ジャガー・Eペース、アルファロメオジュリエッタ、ジープコンパスなどなど、ブランドの窮地を救った起死回生のモデルを山ほど輩出している。
Bクラスがメルセデスを救った!?
今ではメルセデスのグローバル販売の半数以上がBクラスの派生車なわけで、一番地味かもしれないが、このモデルがなかったらメルセデスはすでに中東のどこかの国に身売りしていたかもしれない。そんなブランドの救世主であるBクラスだから、ぜひ指名買いして欲しい。1.3Lターボエンジンは信頼の日産クオリティであり、丁寧に4気筒で設計されていて音も決して安っぽくはない。