レクサスの強さ
BEVブランドとして飛躍する道を選択したレクサスだから、このRZはこれからのブランドポリシーの原点となる重要なモデルはず。そんなクルマをスバルと共同開発しちゃうビジネスライクな感じがとても新鮮だ(ちょっと皮肉も)。トヨタも楽観しているとは思うが、高級住宅地の住人のレクサス支持率は非常に高い。MAZDAもCX-60を発表したけど、切り込むのは無理と判断したのだろう。低価格路線を採ったようだ。
MAZDAの限界
BEVになってしまえば、既存のエンジンモデルとは乗り味が違って当たり前であり、提携先のメーカーに作らせても影響は少ないと思われる。当たり前かもしれないが、おそらくレクサスRZとCX-60ではライバル関係にはならないし、高級住宅地にCX-60が進出したとしても限定的でしかなさそうだ。一人のクルマ好きとしてMAZDAは理想のメーカーであるが、それと同時に「クルマ好き」という自分の存在は「公益性」の観点では評価できない面がある。直6エンジンへの背徳感というべきか・・・。