BEV特有の問題ではない
BEVには運用に手間ひまがかかることは想像できる。そしてその反面でBEVにはスイートスポットと言える美点もある。この2つの価値観がユーザーの判断を左右するのは間違いない。しかし冷静に考えてみれば、どちらもエンジン車同士の関係でも起こりうることに過ぎない。CX-5からロードスターに乗り換えれば、色々と不便なこともあるし、ロードスターに乗ってしまったらCX-5には戻れないとか言う人もいるはずだ。
余裕がある人のクルマ
話が右往左往してまとまりがなかったけど、もしレクサスRZが東京のど真ん中で最もポピュラーなクルマになったとしたら、そのユーザーは「BEVの煩わしさ」と「ボデーが大きい煩わしさ」の2つを甘んじて受け入れてでも、日本が世界をリードする「環境先進国」であることをアピールする、豊かな人生を送っている人なんだと、心から尊敬の眼差しを送りたいと思う。