先進国からの撤退・・・できず
リーマンショックを受けての2010年以降の三菱の大幅な方針転換の結果、北米市場からの撤退が決められた。2015年に北米工場を閉鎖するも「ゼロファイターの三菱」が北米から撤退は、断固として許さなかったようで、2022年の現在も販売が継続されている。2015年以降は主力のアウトランダーは全量が岡崎工場で作られ輸出されている。MAZDAがメキシコに続きアメリカにも工場を作ったので、北米市場において全量日本からの輸出が許されている唯一のメーカーになった。
日本で売らない大ヒットモデル
北米工場以外にもオーストラリアとオランダの工場を相次いで閉鎖しており、現存する工場の立地からは、道路インフラが整った先進国向け高性能ロードカーの生産をするモチベーションはほとんどなさそうだ。適さない陣容になっている。国内2工場も岡崎工場がSUV、水島工場が軽自動車の生産がメインに配分されている。他の海外拠点はタイ、フィリピン、ロシアだけであり、そこでは「トライトン(L200)」という世界で大人気で日本を含まない世界100以上の国で販売される(販売国数が最多らしい)ピックアップなどが生産されている。