欧州メーカーが進んでいる!?
信じられないかもしれないが、ブログを書き始めた10年前には、ベ◯トカーのようなカーメディアの記事の真偽すら判断できない人々から「(あなたが大好きな)日本車は全然ターボ化されない。欧州車と比べ10年は遅れている。」「メルセデスAMGのような超高性能ターボを作るべきだ。」みたいなコメントがしょっちゅうやってきた。その当時のターボチャージャーのほとんどは三菱重工かIHIで生産されたものだったし、AMGの2Lターボは確かに現行エンジンでは最強スペックを誇っているが、エボXの英国版限定モデルは400psに達していたことも知られていない・・・カーメディアの罪は重い。
三菱が強い理由
三菱自動車とは、日本メーカーがいかに先進的であるかをよく教えてくれる。日本と韓国のメーカーが世界で力強く成長する「秘密」も、三菱のクルマづくりを見ればすぐにわかる。あまりいいイメージはないかもしれないが、東アジアに特有の「財閥」によって形成された自動車メーカーは圧倒的に恵まれた環境を活かして世界をリードする存在になれる(クルマに限った話ではないが・・・)。実際に三菱自動車と共に三菱重工、三菱電機、三菱ケミカル、三菱マテリアルなどのグループ企業が協調している。そりゃいいクルマ作れるさ・・・。