あれ!?売れない!?
「モテたい」元気なオッサンが積極的にアルファードを選ぶ時代なのだから、バブル期を彷彿させる「オートマのスポーツカー風なクルマ」をオーストリアからせっせと輸入しても芳しい成果は得られないだろう。「モテるクルマ」をずっと語り続けてきたAJAJの小沢コージさん(著書多数)も、現行のスープラにほとんど関心を示していない。これは・・・!?あれだけ優秀なトヨタのマーケティングが完全にミスった可能性がある(日本市場)。
時代を間違えただけ・・・
「令和のモテ車」を目指して、ステータス性を高めた価格設定で高級感も十分に演出した。決してクルマが悪い訳ではないし、スープラで女性をエスコートする男性が「時代遅れ」なんてこともない。むしろ堂々として男気を感じるくらいだ。しかし「平成」の時分にはベントレーやアウディTT、ミニなどで毎日のようにOLや女子大生とデートを重ねて「実地調査」を行なってきたという「カーメディア界の宮台真司」こと小沢コージさんの反応はイマイチだ。