いろいろ迷惑が・・・
トヨタグループのレクサスではFRのコンパクトセダン「IS」が直4で480万円から設定されている。直6クラウンが450万円で出てきたら、せっかくクラウンの顧客をレクサスへと移してきた努力が水の泡になりかねない。レクサスISのV6が650万円だけど、これと同じ価格で直6でクラウンが出てきたとしてもレクサスのサルーンユーザーを持っていくだろう。三菱、日産、ホンダのクルマをトヨタのディーラーが売ったら相当な数が出るとか言われているけど、これがMAZDAだったら途方もない数字になりそうだ・・・。
求められる乗り味の違い
「価格」だけでなく、現実的な問題はまだまだ他にもたくさん考えられる。MAZDA6とクラウンでは、それぞれユーザーが望むサスペンション及びショックアブソーバーの硬さの好みがまるで違う。きしめんとバリカタ細麺にそれぞれ食べる人が期待する食感くらい差がある。ある程度は個人差があるだろうけど、第五世代だった2010年頃にトヨタからMAZDAに乗り換えて「衝撃」を受けた経験があるので、基本的にMAZDAとトヨタは別物だと思っている。