時代の変化
MAZDAとトヨタで力を合わせて、ベンツを超える高級サルーンを作ろう!!という大同団結は、10年前だったらまだまだ有望だったかもしれない。しかし今では名門メルセデスが、何やら「ドイツ版テスラ」みたいなクルマ作りを推し進めている。すでに2019年頃から、インパネ、シート、トリム、インターフェースなどなどテスラの影響を否定するのは難しいほど執着している。
方針転換
世界一優秀なトヨタのマーケティングが、このような時代の変化を見逃すはずもなく、2021年末のトヨタによる盛大な「BEV発表会」までのどこかのタイミングでMAZDA6&クラウンの共闘は「白紙」になったのだろう。レクサスもオールBEVとなり、MIRAIから水素タンクを外し、バッテリーを搭載した「BEV版MIRAI」みたいなモデルが、クラウンの実質的な後継車として出てくるのだろう。7月15日にはレクサスESのトヨタブランド版で「クラウン」として発売するのだろう。