SUVの時代
この数年でSUVの地位が完全に確立された。グローバルレンジで販売されるモデルならば、道路や天候を選ばないオールコンディションで、ハイデッカー&AWDのSUVはとても売りやすいくなった。日本でも路面コンディションはどんどん悪くなっている、先日も秋田県の風車が大量に回る地域にズカズカとクルマで乗り入れたところ、道路に深さ10cm前後で道路の半分以上の幅の陥没があった。セダンやスポーツカーだったらすぐ引き返すところだけど、SUVなので躊躇なく先に進めた。個人的に日本中の道路を走ってみたくなる性格なのでSUVとの相性の良さを感じている。
ロードカーの出番
しかし日常の忙しさゆえに、クルマは「気分転換の道具」と割り切っていて、第三京浜やアクアラインを気ままに走ることが多い人ならば、オールラウンダーのSUVよりも上質なドライブフィールが自慢のハイエンドなロードカーの方がずっと合っているかもしれない。ロードカーならばドライビング中に頭が揺れることが少なく、ハンドリングもアクセル&ブレーキのレスポンスもSUVよりもずっといい。SUVでのドライブ時間が長くなればなるほど、ロードカーの路面に吸い付くような走りが恋しくなる。