成功者のクルマ
医者の知り合いに聞いたけど、そちらの業界ではイタリアンスーパーカーを躊躇いなく買う連中が多いらしい。高齢者の相手ばかりでストレスが溜まる日常とのバランスをとるためにプライベートは派手になるらしい。まあ確かにそんな仕事しつつプリウスなどに乗る気にはならない。他の人が買えないクルマを買ってこそ仕事に我慢ができるものらしい。
3000万円を軽く超えるようになったイタリアンスーパーカーに対して、半額で済む日本製のジェントルでセクシーなスポーツGTが1500万円はお買い得かもしれない。食事や旅行を楽しくするための必要経費であり、確定申告をしている人ならば賢い選択といえなくもない。ちょっとお買い得過ぎて、駐車場で被るかもしれない、それくらいにちょくちょく見かける。
自意識過剰?
ちょっと厄介なのは、レクサスLCに賢く乗るアラフォーなメンズは大概は服装のセンスが微妙なことだ。私はちょっとした外出でもスタイリッシュにまとめたフルコーデなので、レクサスLCでエスコートされてる女性の視線がしばしばこちらに突き刺さる(気がする)。折角の至福のプライベートを楽しんでいるレクサスLCで服装が微妙なメンズが、それに気づいてちょっと困惑の表情をする。何一つ私が悪いわけではないが、ファッションセンスが良過ぎて(実際はそんなでもないけど)本当に申し訳なく思う。これは案外にMAZDAユーザーあるあるかもしれない。
レクサスには、CX-5やアストンマーティンだけでなく、日本を代表するスポーツサルーンである日産スカイラインの互換モデルもある。レクサスISとレクサスRCは、環境意識の高さをPRするトヨタ&レクサスの中では、完全に浮いた存在だ。それぞれに2種類の大排気量の自然吸気エンジンが用意されている。トヨタ&レクサスで、トルコンATに自然吸気エンジンの組み合わせはレクサスLC、レクサスNX、GR86だけである。