日本社会の質的変容
ハイエンドホテルや豪華観光列車が次々と話題になり、国内旅行も完全に顧客ターゲットが富裕層向けへとシフトしている。SNSの時代を反映したビジネスなのだから、プライベートの発信などしない人には到底に理解できない価格でしかない。私の母もそうだけど、お金を持っている高齢者ほどスマホで手軽にSNSを楽しんでいる。日本メーカーの普通乗用車もこのようなSNS好きな富裕層をターゲットにした開発が進んでいくのだろう。
スバルに限った話では無いけども、日本の自動車メーカーはどこも超一流の大企業ばかりだ。連日流れてくるニュースは自民党の裏金と、大企業の過去最高益と、そして一部の大企業の不祥事に関することばかりだ。政治の停滞と大企業の利益追求という殺伐とした世相の中で、日本中が途方に暮れている。この状況が続くようならば、自民党も大企業は不要であり害悪だと感じる人がどんどん増えていくだろう。
買わなきゃいいだけ・・・
次の衆議院選挙で自民党にはそれなりの鉄槌が下されるとは思うが、自民党腐敗と大企業の利益には相関関係がありそうで、不祥事が続くトヨタにも飛び火するだけでなく、スバル、MAZDAといったメーカーに対しても、ユーザーからの不満からファン離れにつながりかねない。あくまで肌感覚であり、個人差はあるだろうけども、昨今のスバルやMAZDAは「フルモデルチェンジ=値上げ」でしかない。熱狂ファンはいるだろうけど、どこかで梯子が外されるんじゃないか。
過去最高益を次々と叩き出す日本メーカーのネット記事のコメント欄には、「ユーザーに還元しろ!!」との声がかなりある。他のメーカーもじわじわと価格を上げているから大丈夫だろうという「誤送船団値上げ」「実質カルテル値上げ」が繰り返される中で、実際に高価格帯のモデルの販売台数が伸び悩んでいるが、それでも最高益が出せるような価格設定になっている。
MS
いつも楽しく、関心深く拝見しております。
現状のスバルへの御指摘、何故かカーメディアや周辺に取り巻く特定の人々は観て見ぬ振りという印象を受けています。
昨年のジャパン・モビリティショーで、マツダと出展ブースが隣り合っていたスバルでしたが「空飛ぶクルマ」のコンセプトモデルの際立ちぶりとは裏腹に、BEVスーパースポーツのコンセプトモデルと市販車を並べる旧態依然な光景が、行き詰まり感を露わにしていた感がありました。
水平対向エンジンの技術面での限界(電動化への対応以前に)などを、小手先の商品企画等々で数字を維持し切り回しているのが日本市場での実情で、やはり北米市場一本足でクロストレックとフォレスターを拡販しなければならない…しかし、直近の北米での販売実績が鈍化傾向(+0.3%)なのが、スバルの新たな懸念になりそうです。
wpmaster
コメントありがとうございます。
ちょっと突っ込んだ内容だったので、同じように感じている方がおられて嬉しいです。
もっと身近なスバルであり続けて欲しいですね。