ミドルSUVの頂点
CR-Vのe:HEVは、日本市場でもある程度の市場規模があるミドルSUVで、機能性と価格面において現時点で世界最高のレベルにある。HEVの弱点である乗り味を刺激の乏しさに、ホンダは真っ向から取り組んでいる。暫定税率撤廃でレギュラーガソリンと軽油の価格差はほぼなくなったため、VWティグアン(561万円)、CX-60(450万円)などディーゼル優位の構造は、トルクフルな走りはともかく経済性においては失われつつある。
500万円台と言われるCR-Vより、少し高めの800万円前後には、アウディQ5、BMW・X3、アルファロメオ・ステルヴィオ、レンジローバー・イヴォークなどがあり、SUVは輸入車でもリセールは高いので、3年限定などの所有であれば車両価格の負担はCR-Vと変わらない可能性もある。ステルヴィオは同じブランドに上位モデルのSUVが無いので、CR-Vと同じくフラッグシップに乗る気分の良さもついてくる。
日本メーカーは結局・・・。
新型RAV4が出たばかりで恐縮だが、シャシーと第四世代THSは持ち越しなので、現状ではe:HEV搭載のCR-Vが機能性で優れている。しかしトヨタはすでに新型の2L直4ターボを使った新たな展開を発表していて、THSを買ってくれない「こだわり」のユーザーに対して、マイルドハイブリッドやPHEVによるエンジン主体の電動付きドライビングユニットとするようで、これらがカローラスポーツ、ハリアー、RAV4などのミドルSUVの「GR」版として販売されそうな予感だ。
SUV進化のパイオニアMAZDAも、新開発のスカイZエンジンを直4、直6で用意し、電動モージュールと組み合わせて、ミドルSUV市場に全力投入するようだ。新型CX-5と、CX-60のミドルSUV二頭体制で、自動車メーカー開発力の頂点を賭けた戦いに自信をのぞかせている。あくまでも予測だけどトヨタ、MAZDAはHEVにドライビングを求めた結果、e:HEVにおけるエンジンとモーターの役割分担が理想だと決断した。そしてホンダも次世代e:HEVでプロペラシャフトを捨て、日産e-POWERの後輪モーターへと突き進む。ホンダが日産を、トヨタとMAZDAがホンダを真似する構図は現在も変わっていない。
後記
最後までお読みいただきありがとうございます。この投稿は2026年1月12日時点での情報をもとに記述しています。今後とも日本市場で展開する 自動車 車メーカーについて思うところを綴っていきたいと思います。
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