相手に不足あり
「コンパクト・サルーン」「ミッドサイズ・エクゼクティブ」それぞれの10台を見渡しても、各メーカーが本気で作っているという気がしない(テスラ・モデル3、モデルS、キア・スティンガー、ジェネシスG80に関しては意欲作だとは思うが)。MAZDA陣営もジャンルそのものの盛り上がりに欠けるところが大いに不満で、開発の延期or中止を判断したかもしれない。
日本車のプライド
多くのMAZDAロードカーファンが望むのは、「コンパクト・サルーン」の新型MAZDA6と「ミッドサイズ・エクゼクティブ」のMAZDA9を、得意の「一括企画開発」でやり遂げてくれること。この2つのジャンルでは、レクサスESが10番目でかろうじて選定されているだけという日本車の苦境はバブルの頃から変わらない。プレリュード、プリメーラ、アコード、アルテッツァ、アテンザ、アベンシスなど欧州で爪痕を残したモデルはいくつかあったが、リーマンショック後は低迷が続いている。ここはMAZDAに期待したいが・・・。
追伸・次期MAZDA6については「ヴィジョン・クーペ・コンセプト」が公開されたものの、開発そのものはストップしていると報道されています。この記事はあくまでMAZDAへの期待を込めた「お手紙」です。フィクションとして書いています。ご承知おきください。