EVは日本では無理?
中国、アメリカ、欧州ではEVの新型モデルが続々登場しているけども、日本市場の既発のピュアEVといえば・・・
日産リーフ・332万円〜
BMWi3・554万円〜
VW・eゴルフ・544万円〜
の3台くらいが普及価格(?)でちょっと前から販売されている。しかしどれも閉塞的な日本市場に風穴を開けるまでには至っておらず、EVへの視線も冷ややかなままだ。それでも決して少なく無い人々が「もうこれからはゼロ・エミッションだ!!」と早々と決断して購入に踏み切っているようで、ご近所でもリーフやi3をかなりの頻度で見かける。EVの最先端を走っていた三菱アイ・ミーブ(300万円)が年内に廃止されてしまうらしいけども、HVにこだわるトヨタ、ホンダに先んじて日産、ビーエム、VWの3社によって行われた日本市場における「ピュアEVフロンティア」での鍔迫り合いは、価格を押さえ込んだ日産がトップシェアを守ったようだ。
世界では「EV国」も登場
トヨタもMAZDAも北欧など自然エネルギーが豊富な地域で新車発表会を行っていてグローバルではEV市場に参入している。北欧、カナダ、ブラジル、中国、そしてドイツに匹敵するGDPを誇るカリフォルニアでは、ピュアEVはすでに販売の主流になっていたり、あるいは今後は大きくシェアを高めると予測されている。グローバルで名前が知れ渡っているメーカーならばこの切り替わりのチャンスに参入しない手はないし、比較的に小型なボデーのクルマも多いのでそのまま日本に導入することは難しくないはず。キャッシュレス化が最近になって進んだ日本なのだから、世界に遅れてそこそこのEV化が実現するのではないか!?