第2位 ホンダ・HONDA e(本体価格451万円)
考え抜かれたパッケージ
発売当初から35kWhの電池容量が「少ない」という意見が目立つ。EVなんてまだまだ興味はないのに仕事だからレビューを書くAJAJの連中や、リーフやテスラのユーザーが主張しているようだ。街中に急速充電器を普及させろ!!とかマンションの駐車場に設置しろ!!とか好き勝手仰ってますけど、50kWhの急速充電器1台置くだけで待機電力が毎月6万円かかかるそうだ。マンションの管理費に加えて待機電力代を何人のEVユーザーで負担するつもりだろうか!?一般的な家庭で使われている200Vの充電装置は数万円の工事費で導入することができる。充電容量は3kWhなので、HONDA e の35kWhの充電を完了するのに12時間かかってしまう。
EVの使い方
ホンダやMAZDAのピュアEVの電池容量が35kWhなのは、使用環境を考えて最適だと判断したからだ。リーフのベースモデルも40kWhであり、充電環境を考えると毎日のように長距離乗る運用ではロングレンジ版の62kWhもナンセンスだといえる。週に1〜2回乗る人向けか? テスラ・モデル3のように55kWhのバッテリー容量があっても、高速道路でロングドライブには向かない。満充電状態で300kmまで走れるが、その後は1回30分の急速充電で25kWhしか補充されないので150kmしか走れないのは、HONDA e やMX-30EVと変わらない。東京から鎌倉や江ノ島にドライブ!?週末に1回行ったら渋滞で嫌になると思う。近所の買い物はEV。往復200kmくらいまでならロードバイク。それ以上の距離なら新幹線&レンタカー。人生の時間を無駄にしたくない人の選択(高速PAで他人の充電待ちとか絶対できないや・・・)。