2021年日本にもやってくる!?
MAZDA6ワゴン・・・ではない。GMグループからPSAに移り、新しく誕生したステランティス・グループに属するオペルのインシグニアだ。今年(2021年)にもオペルは再び日本市場で正規販売を開始するとアナウンスされている。MAZDA6ワゴンがまだフルモデルチェンジ(2022年予定)を行わないうちに、日本市場で併売状態になるかもしれない。GMグループの欧州部門であったオペルは、スズキの技術をベースにするなど小型車では定評があり、デザインは小型車から中型車までMAZDAと競合するクラスでの展開ということもあり、他のモデルもかなり面影を感じさせるものが多い。スズキベースの小型車にMAZDAっぽい内外装が備われば、新しく親会社になったステランティスとしては、是非とも日本市場で勝負させたいブランドなのだろう。
日本市場を活性化してくれ!!
すでに2012年からGMとPSAでアライアンスが行われていて、このインシグニアはGM系シャシーだけども、欧州市場で展開され日本市場にも入ってくるであろうSUVの「グランドランド-X」と「クロスランド-X」はPSAとの共通設計となっていて、そのデザインはこれまたそのまま「CX-〇〇」と名乗れそうなほど完成度が高いオマージュ・コピーとなっている。さらに日本市場でも素晴らしいコスパで一躍、輸入車のエース格になっている「プジョー208」と共通の最新プラットフォームを使った「コルサ」も、デミオの車格で往年のアクセラを再現したようなデザインとなっていて、これまた日本市場ではかなり人気が出そうだ。