証拠多数あり
2015年の東京モーターショーで公開された「RX-VISION」あるいは2017年に公開された「VISIONクーペコンセプト」の市販モデルに見えて仕方がない。これがイタリアの超名門ブランドの最新モデルなの!? エンジン音を聞くまでは誰もフェラーリだとはわからないだろう。なぜこのクルマがMAZDAのコンセプトカーに見えてしまうのだろうか!? 先代のポルトフィーノやその前のカルフォルニアとはうって変わって、ドア周りのサイドのキャラクターラインが綺麗になくなっている。そしてコンセプトカラー(グレーメタリック)もフェラーリの従来のキャラからは想像もできない選択とだと言える。これはグレーなのか!?いや完全にブラックじゃないか!?
前科もあり・・・
フェラーリの場合「MAZDAパク!?」はこれが初めてではない。1992年の456GTもやっている可能性が高い。しかしMAZDAのサバンナRX-7も、フェラーリ308や、ポルシェ924のデザインに大いに影響を受けているのでお互い様だ。ポルシェのFRモデルとMAZDAの歴代RX-7の関係は有名だけど、フェラーリもMAZDA以外にHONDAの初代NSXの影響を受けているモデルも見受けられるなど、孤高のイメージとは裏腹に「トレンド」をしっかりキャッチアップすべく日本メーカーのデザインにも注目しているようだ。これからもお互いに刺激しあって良いデザインのクルマを作り続けてくれれば良いと思う。