テスラ・モデル3
本気で侵略
日本市場での価格改定が発表され、ベースモデルとなる「スタンダード・プラス」が429万円まで下がった(さらにEV補助金で40万円引き)。このグレードでも航続距離は448km確保されており、加速性能も0-100km/hで5.5秒とスーパースポーツ級であり、わざわざ上位グレード(ロングレンジなど)を選ぶ必要はなさそう。社長が「(テスラに)そう簡単に良いクルマ作りはできない」と発言した某大手メーカーの本拠地へいきなりの「空爆」を仕掛けてきた。まあ某大手メーカーもAJAJ評論家を総動員して徹底したネガティブキャンペーンを実施するのだろうけど、もうカーメディアの時代はとっくに終わっているのでどれほど効果があるかはわからない。
数値が優秀すぎる・・・
トヨタRAV4と同等のサイズのモデル3を自宅の駐車場やビルトインに収められる人がどれだけいるかがネックになりそうだけど、この価格なら広い敷地をもつ郊外一戸建て家庭でも十分に普及するだろう。マイホーム駐車場があれば200Vの充電設備(1時間に3kWh充電できるはわずかなコストで用意できる。54kWhのバッテリー容量なので、満充電まで最大で18時間必要だけど、週の半分以上の日はクルマに乗らない人にとっては十分な容量だと言えるし、100km程度の1日分の電気量なら数時間で充電可能だ。ちょっと疑問があるとすれば、共に35kWhのホンダやマツダが200km程度の後続距離なのに対して、テスラの効率はあまりにも良すぎるのでは!?という疑問が残る。