日本市場で競争力がある輸入車・5選

MINIクロスオーバー

 

輸入車ナンバー1モデル

ブランドの特性上、狭い日本市場との親和性が高いMINI。手頃な価格設定で気軽に手が出しやすく、他のブランドとの違いもかなりハッキリしていて所有による満足度は概ね高い。2003年からBMWが経営を引き継ぎ、当初は3ドアのBセグサイズが定番だったが、日本的な5ドアBセグが追加されるも、ユーティリティーという意味では今ひとつのところがあった。ヤリスやMAZDA2のサイズだったMINIから、突如としてC-HRやCX-30のサイズで現れた「クロスオーバー」が日本市場で大ヒットし、2017年から二代目となった。現行モデルは430万円からの「ディーゼル」と、510万円からの「PHEV」さらに600万円クラスのハイエンドスポーツモデル「ジョンクーパーワークス」が用意されている。売れているからの余裕もあるだろうけど、実に洗練されたグレード構成になっている。

 

絶妙な価格設定

スタート本体価格が430万円だとややハードルが高い気がするけども、高品質で満足度重視な実用車選びをするならば、MINIクロスオーバーはかなり競争力が高い。機能性・デザイン・コスパの三拍子揃いいつの間にか「SUVブランド」の地位を確立したMAZDA自慢の「CX軍団」などを相手にしても、互角にユーザーの。CX-30のディーゼルならば430万円のモデルで、MAZDAが誇るCX-5のディーゼルならば、510万円の高性能ディーゼルでスペック的には対抗できている。価格もそこまで大きな差がなく、大きなトルクも許容できるアイシンAWのトルコンATが配備されているので走りもいたってスムーズで、日本メーカーに引けを取らない。ちょっと旬が過ぎてしまった感もあるけど、今後も一定の支持を得られるパッケージだと思う。




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