斎藤慎輔は正しかった
NDロードスターはデザインも走りも概ね好評であったけど、AJAJの斎藤慎輔さんがティーポの連載で、失笑してしまいそうな理由でこのクルマを批判していた。「小物入れがないのがどうしても許せない!!」「このクルマはハレの日の特別なクルマではないのだ!!(から小物入れをつけろ!!)」とか書いてあって、この人はどんな手を使ってでもMAZDAレビューに「ケチ」を付けたいのだろう・・・と別のブログでネタにさせてもらった。あまりにトンチンカンな理由でクルマの評価を下げていたので、いつものように「このAJAJライターは頭は大丈夫か!?」みたいな上から目線で失礼なことを書いたと思う。
持続可能なスポーツカー
しかし今思うと斎藤さんは正しかったようだ。MAZDAは持続可能な軽トラのようなクルマをイメージして、NDロードスターを作った。排気量が下げられたコトをあえてMAZDAは自ら「エコ」とは言わないが、MAZDAのスポーツカー作りが今後も「環境」と両立するためにも必要な処置だったのだろう。老夫婦か独身世帯が使うクルマとして、「軽量化」という素晴らしい環境性能を有しているNDロードスターは、スポーツカーと持続可能性の二律背反する事象を統合してブレイクスルーを果たした素晴らしいモデルケースだ。斎藤さんが「ケチ」を付けた通り、このクルマは「日常の足」である。さっさと小物入れをつけろ!!